建設業は生活インフラを支える生活に欠かせない業態です。建設業界で創った交通網・住宅・港湾・ダムなどの建造物は日本の経済経済成長を支えており、生活にとって非常に重要な産業です。しかし、建設業の仕事は現場ごとに環境が異なり業務や作業の標準化が難しいため、人手をかけて仕事を行う体質から抜けきらず、他の業界と比べ生産性が上がっていないと言われています。 また、設計・部材手配・内製・現場など多くの人が関わっていますが、人的コミュニケーション以外で情報を共有する仕組みの取り組みが遅れているため、生産性が低いのが現状です。
社内で運用しているファイルサーバを社外から活用して仕事を効率化したい。 例えば現場にはこんな声があります
図面や作業指示書など社内は社内サーバにあり現場から本社サーバが見れないため、現場に持って出たのを忘れた時は社内の人にメール送信依頼するなど、非効率な運用になっています。
顧客に提出する報告書作成のために現場から本社に立ち寄る必要があり、定常的に残業が発生するなど、無駄が多いと考えています
VPNサーバを設置すれば、社内でパソコンを使う様に現場からサーバを使うことが出来るようになります。 但しVPNサーバを設置したり、パソコンにリモート接続の設定をするなど専門性が求められる作業が必要になります。 その上、VPNサーバOSのアップデートやセキュリティ設定を常に見直すなど、維持管理が必要で、ある程度のネットワークやセキュリティ知識が必要です。人的資源に制約がある中小企業でこのような要員を自前で配置することは困難で、アウトソーシングなどの追加コストが必要になります。 かといって何の対策も打たないでインターネットから直接アクセスするサーバを放置するのは、サイバーセキュリティ上非常にリスクがあります。
クラウドサーバを使えば、本社と同じ環境で現場でもサーバを利用することが可能になります。また、VPNサーバなどの設置が不要になり、メンテナンス要員やアウトソーシングの心配なしで使えます。 クラウドサーバはプロバイダがOSのアップデートやセキュティ対策を実施してくれるので、メンテナンスは不要です。常に安全な状態で使用する事ができます。
現場で必要な図面、作業指示類をサーバに保管することで、情報の共有指示徹底が図れます。 また、現場で作業日報を作成すると本社で作業進捗や工数がリアルタイムで把握できるようになります。
作業日報作成は現場帰りの車の助手席で作成できるため、本社立ち寄ることなく直接帰宅できる体制ができ、生産性の向上が図れるようになります。